ジョコビッチの生まれ変わる食事

ジョコビッチの生まれ変わる食事

少し前の本になります。

一流のテニスプレーヤーの食事管理を知りたく手にしました。

セルビア(旧ユーゴスラヴィア)の育ちで幼少期に空爆を経験。

NATO軍による攻撃の中、生き抜いてきたタフなスピリッツとテニスへの愛。

レーニングを探求し、コーチを変えてもヨガを取り入れても突然訪れるメンタル、フィジカルの不調に耐え続けた日々。

ある医師との出会いから己の体質はグルテン不耐性と知る。

小麦と乳製品を断ち、食事内容を一新。

体は見事に絞れウエートは落ちトレーニングの成果も反映、強靭な肉体はメンタルの波を小さくし世界トップのテニスプレーヤーとなる。

 


 

グルテンフリーの実践的指南で大きな話題を呼んだ
ベストセラーが新装版でついに復刊!

(目次から)

序章 私を生まれ変わらせた食事
――わずか18ヶ月でドン底から世界王者へ

第1章 バックハンドと防空壕
――すべてのプロテニス選手が富裕層のカントリークラブから出てくるわけではない

第2章 夢を叶えた、私の食べ方
――私はどうやって世界一のテニスプレイヤーになったのか?

第3章 オープンマインドになるだけで体は変わる
――あなたの人生を激変させる14日間

第4章 あなたの動きと思考を邪魔するもの
――頭と体を密かに鈍らせているものの正体

第5章 食事に関する、私のルール
――勝利するための食卓

第6章 圧倒的成果を出す、思考のトレーニン
――集中力強化とストレス解消戦略

第7章 誰でもできる簡単なフィットネスプラン
――ビジネスにも日常にも活かせるエクササイズ

付録1 王者のレシピ

付録2 おすすめ食品ガイド

解説1 小麦断ちがこんなに効果をあげるワケ(白澤卓二)

解説2 プロテニスプレーヤーが見るジョコビッチのすごさ(杉山愛インタビュー)

Amazonより

 

グルテンフリーも賛否ある。

ジョコビッチの体質とアジャストしたからこそ劇的な効果があったのだろう。

赤肉もしっかり食べビーガンではない、食べるものを緻密に計算し、極めて繊細な注意を払うと共に食べ方、タイミングにも明確な目標がある。

何をどんな目的で食べるのか体に明確な指示を与える。

ゆっくり意識的に食べる。

間口を広く良いものは取り入れる姿勢。

読後に一番に感じたこと、それは生きることは体作りともいえると。

思考方法も興味深い、オープンマインドをベースに日々思考の根幹を強固にし、東洋、西洋思想をも取り入れ柔軟に合理的に己にフィットさせる。

トップアスリートの食事や考え方を学べる示唆に踏んだ良書。