ユーモアは最強の武器である 

 

 

ユーモアは最強の武器である

ジェニファー・アーカ  ナオミ・バグドナス

 

本書を選んだ目的、理由

日常を過ごすに深刻な時ってありますね、そんな事態に陥ったとこからたった一言のユーモア、気の利いたジョークがその場に一瞬光を差し込んでくれる。

そんな意味と意義を深く知りたく手にしました。

 


 

今の日本企業に欠けている、
創造性や生産性、レジリエンス心理的安全性……
すべては「ユーモア」が解決する!

エリック・シュミットGoogle元CEO)、
ティム・ブラウン(IDEO会長)絶賛!
フィナンシャル・タイムズ』推薦ビジネス書、全米ベストセラー!

【本書が伝える事実】
・アップル、ピクサー、グーグル……クリエイティブな企業は何よりも「ユーモア」を大切にしている
・ユーモアを発揮する人は、知的で有能で、親しみやすい印象を与える
・ユーモアのある職場は創造性や生産性が高い
・ユーモアは心理的安全性をもたらし、失敗を恐れずに挑戦する文化を育む
・ユーモアは思考を柔軟にし、クリエイティブな解決策を可能にする
・ユーモアはつながりや信頼を育み、ストレスや逆境を乗り越える力となる
・ユーモアは生まれつきの才能ではなく、習得できるスキルだ
・プロのコメディアンのテクニックからも、ユーモアを学ぶことができる
・4つのユーモア・タイプのうち、自分はどのタイプかを知れば、ユーモアをよりうまく活用できる
・不適切なジョークを避け、ユーモアの失敗から立ち直る方法とは?

ビジネスや人生のあらゆる場面で、「ユーモア」はあなたの力となる!

「ユーモアは魔法のようだ。ユーモアは恐怖心や尊大さを消し去り、創造性やレジリエンスを育む。本書は、『おかしさ』という魔法の力を、リーダーシップのツールや善を促進する力として利用する、究極のガイドである。科学、戦略、ドタバタ喜劇を融合した本書は、大ウケすること間違いなしの、視野を広げてくれる傑作である」
――ダニエル・ピンク(『When 完璧なタイミングを科学する』『モチベーション3.0』著書)

「私は(しばしば困難を通じて)、真面目に受け取ってもらうためには、自分が真面目すぎない人間と見られることが大切であることを学んだ。私のチームは、陽気さをもって問題を解決することにかけては、いつも素晴らしい力を発揮するが、陽気さには人間らしさや楽観主義が伴い、信頼を育む力がある。さらに、陽気さは楽しいものでもある。まさに、本書のように!」
――エリック・シュミットGoogle元CEO)

「ビジネスはシリアスなものであり、世界もまたシリアスなところだ。現代においてはとくにそうだ。このことが意味するのは、私たちはかつてないほど、本書で紹介されるアイデアを必要としているということである。陽気さやユーモアは、シリアスな時代のプレッシャーを和らげてくれるが、そのためだけではない。陽気さやユーモアは、私たちがそれをもっとも必要とするときに、人間らしさを解き放ってくれるからだ」
――ティム・ブラウン(IDEO会長、『デザイン思考が世界を変える』著者)
Amazonより
 
感動したこと
一番心に響いたのは真面目さと陽気さは相反するものでないということ。
年功序列、体育会系的なマインドが根強い日本の雰囲気、困難な時には気難しい顔してシリアスタッチで臨むみたいなね、盤根錯節をど真剣にみたいな。
でもこれは違うんだと。
そんなことではより一層困難を難しくし、ムードも悪くなるよと著者。
深刻な事態に対処する為に自分自身も深刻なる必要はないんだと。
大切な事はある事柄で煮詰まった時に、気難しく考えるのをやめるとユーモアの妨げとなるストレスが緩和され、周囲の環境、状況を纏う空気が好循環に切り替わる。
周囲の人々と有意義な関係を築けるようになったり、革新的な解決策が生み出され活気が湧いてきたりする。
クスッと少し笑ったりするだけでも、しっかりと運動した時と同じような神経科学物質が分泌される為、ランナーズハイに似た効果がある。
皆が楽しい気分になるだけでなく、人と人との繋がりを深め、ストレスに対するレジリエンスが高まる。
特にリーダー的な立場の人は、こういったセンスを磨く努力はした方がいいなと感じた。
何も面白いことを言うことに拘らなくても、楽しそうなものを見つけようとしたり、ナーバスな状況下でそれらを瞬時に手放す潔さ、明るく振る舞うことは10人のチームであろうが100人のチームでも明るい方に率いていくために大事なスピリッツ。
またミスしても大抵のことは大丈夫、と陽気で朗らかにしてるとミスを恐れる気持ちか
ら、周囲を解放し恐怖に囚われなければいいことが起こりだす、このことを知っておくことは改めて学びになりました。
 
この本を読んで己はどうするか
誰でも日々何かしらある、また無かったら嘘だしね。
朝会社行くの嫌だなとか、現実逃避だけど天変地異が起こらないかとか、俺は逃げたくなることしょっちゅうよ😂
穴掘って隠れたいとかね👍
大きなものから、小さな土壇場まではいったとしても、そこから右に行くのか左に行くのかって時にやはり手放すとことを取り入れようと。
あーこれはダメだってヒロインに浸るより、俺にこれ以上どないしろちゅうねんって、
開き直るってことかな。
どっちかと言うとシリアスタッチでドツボにハマって行く方、なのでこれは是非取り入れる、読んでいてこう考えさせてくれましたね、これぞユーモアだと思った。
本書はややアメリカっぽい要素が強め、日本文化にはなかなか馴染めない感覚も多いと感じたし、だからこそ考えようによってはこういった心構えでいることは、己や周囲の人を守るのに大切だと思うのです。
出来る限りのことやったら手放す、開き直る、そうだねこのフィーリング。
 
3か月後の己はどうしてる
普段はボケ担当、面白いものをどんな状況下でも見つけようとはしてる、これはもっと磨きをかけたいね。
一番感動した深刻な状況下で深刻に向き合わないこと。
潔く手放す、明るく開きなおる、この精神が身についてる。
人は3週間続けたら習慣になり、3か月で人格の一部になるとドイツの格言であったな。
そんなんあったかいな、多分あったと思うよ😁
 
感想
お勧め度は★★★3っつてとこです。
読みながらどうとらえるのかその人のその時々でも変わるとは思います。
やはりアメリカ的な要素が目立つので、踏まえながら己に混ぜて混ぜて読んでみてはどうかなと。
ってことでまたな👍